ここでは毎日雨が降ろうと槍があろうと皆で協力して花を取り変え(花は学生などから贈られるそう)、花器のお掃除も毎日する。
来た人が平和に美しい花を見る事が出来るのは、周りがその潤いの場所への橋になってくれるおもてなしのお陰さま。墓地も町も仏壇も。
仏壇・お墓へ仏様とご先祖様が来たときに、はたしてお楽しみ頂けているだろうか???
家庭の仏壇が煙りで仏壇が汚れるという人もいますが(換気扇を付けている家庭もある)、煙りが届くといわれるので仏様の為にお勤めする人もいる。
煙りを眺めるような心に余裕を作って仏様が供える人の清らかな姿を見て楽しまれるよう、自らを用いて花、線香、蝋燭のように他に利のおもてなし。
利便から線香立てに立てると同じのばかりになる 。(仏壇についていても、教えられずとも闇を智慧で照らす)。
頂き物の線香を一箱開けるとそればっかり供える人もいる。ほとんどそんな人ばかりみたいですが習慣になる。
神様にお楽しみ頂くといいというけど、仏様が見ても食べても飽きる 。
自分は慣れる 。
自分を使って手間はかかりますが、三箱ぐらいからその日合うのを箱から出して供えると行為に心が入る。
供えるお線香で御利益が違うといわれ、先に仏様にお楽しみ頂いてお下がりで後利益を頂く。
まんじゅうも線香も最後は自分達のお腹に入る。
仏さまと共に楽しみ同行二人。
施主は利休。
気が浮いてる時は沈める和風。
沈んでいる時は気を浮かせる洋風。
浮いている時に浮かせる香りだと20分もお勤めは難しい。
沈んでる時に沈む香りだとは20分もお勤めは大変。
苦楽中道(苦と楽の間に間に道がある)のように
習慣や囚われ片寄ることなくその瞬間にあったのを供えて仏様が見て好ましい状態で向き合う。
毎日60分もお経を自分であげる人もいる。
仏壇が汚れても毎日掃除ができれば良いですが、この公園は寺や墓地の管理(檀家)みたいな感じですから、できれば月一回、せめて年末、せめて一度。
それもできなければ「南無大丈夫」と唱えて寺院を支える方へ管理を任せる。
普段は煙りの少ないお線香、明るい陽気な香りを使っていても、住職がお経を読む時はお経を読み安い環境を整えて気を静かに沈める香りの「沈香」や穏やかな「白檀」が好ましい。
不動の修行したといっても住職さまへも施主は配慮して、腰を据えてお勤めし易くなる和風の香りや仏壇が好ましい。
お茶席でも香水をつけて行くと周りの人が気が浮いて腰を据えてお茶が飲めない。匂い袋や和風のお香は用いるそう。相手が言っていることは本当にそうなのかは体験してみないと自分でないと解らない 。
今日のおじさんは月に十日ほど掃除に参加しているそうだ 。
朝8時30から花を変え掃除をしてこれから他の掃除の場所に行くそうだ。
最後にいう「どちらからこられたの?ゆっくりしていって下さい。」言葉のもてなしも優しい 。
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