お釈迦様は全ての物には形が無く、ありとあらゆる物が互いに関係しあい成り立っていて、
人にも我は無く全ては空であると説かれました。
人は執着によって良し悪し などを決め悩み、そして苦しみます。
学歴・収入・線香・香りなど・・!(無明・貪愛)
心に好悪を起こして執着してはならない。
好むこと、嫌うことから悲しみが起こり、恐れが起こり、束縛が起こる。
香りに執着し餓鬼餓鬼貪れば、大切なことも見えず餓鬼道へ、
川は人にとっては川と見えるけれども、水を火と見る餓鬼にとっては、川とは見えない。
五官(目・耳・鼻・舌・身)の戸口を守らなくてはならない。
あの人にとっては大切な物。この人にとっては要らない物。
私には良い香りでも、あの人には嫌な香りのお線香。
同じ場所で生活する場合、どうすれば良いのでしょうか?
夫婦でも好みは違うように、もっと大きな心で、
相手のことを考え耐え忍ぶ(悟りへの修行の一つ、忍辱波羅密)ことも大切らしいです。
仏様は良し悪しでは無く一つの特徴とみるようです。
どんな金銀財宝、地位や名誉も、徳の飾りには及ばないそうです。
徳は清らかな行いから生まれるそうです。